バーベルを使ったフリーウェイトをメインにトレーニングする器具。本格的にトレーニングされたい場合は最もオススメでベーシックな選択。 ベンチとの組み合わせで全身をハードに鍛える事ができる。さらに、多くはケーブルマシンをオプションで取り付け可能でトレーニングバリエーションを格段に増やすことができる。
1台で様々な種目を行えるマルチマシンは、1台で完結しパワーラックよりもスペース効率に優れています。また、フリーウェイトと異なり軌道が一定のため怪我をするリスクが少なく、初心者の方、ご家族で一緒に使用される方にも安心な点が最大の特徴。一方で、扱える重量の限界が低かったり、本格派には物足りない場合もあることに注意。
フリーウェイトでは鍛えにくい背中や脚を個別で鍛えたいという方にオススメ。 その部位を鍛えることに特化したマシンのため、フリーウェイトやマルチマシンよりも簡単かつ効率的に鍛えられるのが特徴。 スペースに余裕があれば、ハイ&ローケーブルマシン、レッグエクステンション&カールマシンといった部位別マシンをパワーラックに追加して揃えることで、フリーウェイトでは行えない種目を補完した、死角のないハイクオリティなホームジムにできる。
自宅でも有酸素運動をしたいという方には有酸素マシンを揃えることもオススメ。
大きく分けてトレッドミル・フィットネスバイク・ステッパー の3種類に分けられ、それぞれの特徴を理解した上で検討しよう。
有酸素マシン単体でのホームジムも選択肢の一つ。
【トレッドミル】
ランニングをしたい!という方にはマスト。
しかし、騒音が大きいため集合住宅には不向きな点に
注意したい。騒音の程度は店舗で実際に
確認するのがオススメ。
【フィットネスバイク】
騒音が気になる場合にオススメ。バイクの中でも
特徴の異なる3種類のデザインがあるため要チェック。
【ステッパー】
地面からの衝撃が少なく関節への
負担も少ないのが最大の特徴。
騒音も少なく集合住宅での
使用にもおすすめ。
パワーラック+部位別マシン、マルチマシン単体。パワーラック+部位別マシン+カーディオ 等など...左ページに紹介したマシンからご自身の理想、環境、ご予算に合わせて最適なものを選びましょう。一生モノのホームジムのメインに据える器具だからこそ実機を触って試したい。フィットネスショップ店頭には展示もありますので実機を試してお選びいただくことも非常にオススメです。
ホームジムでは限られたスペースの中でいかにバリエーションを増やすかがポイントとなるため、シート角度が変更できるアジャストベンチが断然オススメ。 フラットからインクライン、ショルダープレスなど器具によってはディクラインまで1台でポジションを変えられる。頑丈であることは重要ですが、あまりに大きく 重たいものはホームジムでは取り回しが悪い。重量と強度のバランスが優れたベンチがオススメ。
フリーウェイトトレーニングに必須。バーはそれぞれ耐荷重が異なるので、ご自身のトレーニングレベルと最大使用重量に合わせて選ぼう。 コスト面ではペイントタイプがオススメである一方、騒音の少なさや床・壁への傷の心配が無い点ではラバータイプもオススメ。必要枚数はご自身のトレーニングレベルによって異なるが、各重量のプレートを2枚ずつ揃えるのが最もベーシックな選択。トレーニングレベルが上がってきたら追加していくのがオススメ。バーベルカラー(留め具)も忘れずに。
限られたスペースのホームジムでは、ダンベルを何種類も揃えるのは非現実的。そこでオススメなのが可変式ダンベル。 瞬時に重量を切り替えられるので、コスト面でもスペース面でも優れています。 限られたスペースの中でいかにバリエーションを増やすかが肝のホームジムで、真っ先に導入を考えたいオプションの一つです。
床への傷や汚れを防ぐために必須。部屋一面にマットを敷設することもできるが、引っ越しなどでの器具の移動も考えられるため、特別な施工の必要が無いジョイント式マットがオススメ。各マシンの下に敷くかたちで必要面積を揃えるのがベーシックな選択。
限られたスペースの中でいかにバリエーションを増やすかがホームジムの器具選びの肝。ディップアタッチメントで胸の種目を増やす。レッグエクステンション用アタッチメントで脚の種目を増やす...etcといった使い方で、アタッチメントは場所を取ることもなくトレーニングのバリエーションを格段に広げることが可能です。
トレーニングのフォーム確認は非常に重要です。また、日々のトレーニングでの身体の変化を確認することでモチベーションも上がるはず。当店で取り扱っているミラーは特殊なフィルムで非常に軽く割れる心配がありません。まさにホームジムにオススメのミラーです。
トレーニングのクオリティを上げるトレーニングギアもオススメ。「ギアは上級者のイメージが...」という声も聞きますがそんな事は決してありません。 例えばパワーグリップを使えば、背中でウェイトを引く感覚が養えます。むしろ初心者の頃から使っていくことで上達のスピードは格段に上がります。初心者からでも積極的に導入することを強くオススメします。
スペースが限られたホームジムではいかにバリエーションを広げるかがカギとなります。これをテーマとしてメインとなる器具の選択、ベンチ、ダンベル、アタッチメントを選ぶことが重要です。例えば、パワーラックを主軸にしてもベンチがフラットではプレス系のトレーニングにバリエーションを加えづらいものです。しかし、これをアジャストベンチに変えるだけで、大胸筋の上部・中部・下部、そして肩までをメインターゲットとすることができ、バリエーションを格段に広げられます。他にもこれにダンベルを加えればバーベルとはまた違った刺激を対象部位に入れることができます。このような考え方をベースに上記でご紹介した器具を選び、理想のホームジムを完成させて頂ければと思います。